沖縄シュタイナー学園について
CORE VALUES

経営方針
この学園は、郷土の精神を反映した手作りの教育を沖縄に実現したいという有志で設立され、教師と保護者で協働運営されます。いかなる宗教、利益、政治団体にも属さず、支え合い共に成長する経営を目指します。
教育目標
自分の意志をしっかりと持ち、感情豊かで知性に目覚め、他者と共に自分の人生と社会を切り開いていく、創造力のある真に自由な人間への教育を目指します。
教育方針 ~「自由への教育」のために ~
- シュタイナーの人間観、教育観に基づき、思考・感情・意志のバランスを重視した 9 年間一貫教育を行います。
- 教師と児童・生徒の絆をしっかりと持ち、教師が、子どもの発達段階や気質に応じたカリキュラムをクラスに合わせて創り上げます。
- 国内外のシュタイナー教育教員養成講座を修了した者が担任教師を務めます。
- 点数による評価、教科書に縛られた授業は行いません。
- 郷土の豊かな自然と精神性を教育の中に生かします。
学びの支援について
沖縄シュタイナー学園では、感覚や感性、想像力、創造性を育むために子ども達の教育環境を大切にします。家庭での環境を整えるために以下のことを各家庭にご理解いただき、学びの支援としています。
- 生きる力、学習意欲につながる意志の力を育むために、睡眠や食事などの生活のリズムを整え、身体作りを大切にする。
- 本来の成長を阻害したりバランスを崩したりすることのある早期の知的教育、学びの先取りを避け、子どもの自発的な学びを大切にする。
- テレビ、スマートフォン、パソコン、ゲーム、マンガ、アニメのキャラクター商品の使用等については、児童の感情・思考の教育への侵害が甚だしいことから、適切な時期までは、遠ざけるものとする。
※以上の支援がなぜ大切なのかも含め、シュタイナー教育への理解を深めていただくための研修会や学園の学習会にも積極的に参加していただくようお願いします。
教員と教員会の役割
教員は一貫した人間観・教育理念のもとで手を携え、協力し、全力で子どもの教育にあたります。シュタイナーの人間観、教育観への認識を深める努力が全ての教員に求められています。そのため、毎週の教員会議において教員の研修を行い、また担任・専科のそれぞれの見地から、一人ひとりの子どもについて多面的に話し合います。
教員研修の一環として、全国のシュタイナー学校と連携した研修会も定期的に実施、参加しています。