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学園案内

沖縄シュタイナー学園について

CORE VALUES

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経営方針

この学園は、郷土の精神を反映した手作りの教育を沖縄に実現したいという有志で設立され、教師と保護者で協働運営されます。いかなる宗教、利益、政治団体にも属さず、支え合い共に成長する経営を目指します。

教育目標

自分の意志をしっかりと持ち、感情豊かで知性に目覚め、他者と共に自分の人生と社会を切り開いていく、創造力のある真に自由な人間への教育を目指します。

教育方針 ~「自由への教育」のために ~

  1. 子どもの成長・個性を見極め、知・情・意のバランスのとれた、子ども中心の学びを形成する。
  2. 9 年間担任持ち上がりを原則とし、その上に築かれる教師と子どもの深い絆を大切にする。
  3. 9年間の一貫したカリキュラムと、集中講義形式(エポック授業)によって、学びを有機的につなぎ、芸術とESD(持続可能な社会作りの担い手を育む教育)を取り入れた授業を行う。
  4. 教材の選定、指導法は、担任教師の素養・裁量を最大限に生かし、教師が能動的に授業を構築できることを保証する。
  5. テスト・点数による評価を廃止し、教師の言葉で子ども一人一人の見立てを丁寧に行う。
  6. 人・地域との繋がりを大切にし、郷土の自然・文化・歴史を積極的に取り入れる。
  7. 万国津梁の精神を尊び、常に世界的視野を持った授業を目指す。
  8. 教育に関する公開研修・講座を行い、地域に対して「自由への教育」の発信拠点とする。

教育内容には、沖縄の自然、文化、歴史を教材に取り入れます。(わらべ歌、琉球舞踊、唄三線、琉球料理作り、紅型染や機織り、空手、ヨナグニウマ乗馬、昔話や歴史を題材とした沖縄劇、自然環境、観光産業など)そしてそれらを系統的な知の学びと結びつけ、研究テーマにつなぎ、深めていきます。低学年から学年に合った語学に力を入れ、韓国語、中国語、英語、琉球語などを学びます。自らの知を開花させ、深い思考力と創造性、コミュニケーション能力を持った、自律した生徒像を目指しています。

学びの支援について

豊な感覚や感性、想像力、創造性を育むために、こども達の教育環境を整えることはとても大切です。こども達が安心して学びに向かえる環境を作るためには、ご家庭の協力が不可欠です。学園と家庭が力を合わせて共に、こどもの成長の時々に必要な環境を作っていけるよう、学びのご支援をお願い致します。

  1. 生きる力、学習意欲につながる意志の力を育むために、睡眠や食事などの生活のリズムを整え、身体作りのサポートをお願いします。
  2. こどもの自発的な学びを大切にし、成長・発達段階に適した環境を整え、早期の知的教育や学びの先取りにならないよう、ご配慮をお願いします。
  3. こどもがより豊かな体験を通じて成長するため、テレビ、スマートフォン、パソコン、ゲーム、マンガ、アニメのキャラクター商品の使用に関しては、こどもの感情・思考の教育への影響を考慮し、適切な時期まで遠ざけるご配慮をお願いします。

以上の支援がなぜ大切なのかも含め、シュタイナー教育への理解を深めていただけるよう、一般の方も参加いただける研修会や保護者向けの学習会を開催しています。ぜひご参加ください。

教員と教員会の役割

教員は一貫した人間観・教育理念のもとで手を携え、協力し、全力で子どもの教育にあたります。シュタイナーの人間観、教育観への認識を深める努力が全ての教員に求められています。そのため、毎週の教員会議において教員の研修を行い、また担任・専科のそれぞれの見地から、一人ひとりの子どもについて多面的に話し合います。

教員研修の一環として、全国のシュタイナー学校と連携した研修会も定期的に実施、参加しています。