掲載日：2024.07.03

手から創り出されるもの
人間を他の動物から区別し、特別な存在としているのは「手のはたらき」です。
「生み出す手」｢繋がる手」。
シュタイナー学校で大切にされているそのはたらきは、
芸術に浸され、人間にかなった豊かなはたらきです。
そこから生まれた新しい力が、社会秩序の中に流れていき、
美しく豊かな社会秩序を創っていきます。
今年のサマーセミナーでは、私たちの手で創り出していく社会の在り方と、
子どもたちがその手をはたらかせて学ぶ授業実践から粘土造形を取り上げました。

➀講座Ⅰ
シュタイナーの社会論 ～共に生きる、共に育む～

ルドルフシュタイナー（1861～1925）は広範な分野で活動した人物です。
彼が創始した教育しか知らないのでは、あまりにもったいない！
講座Ⅰで取り上げるテーマは、シュタイナー教育の双子の兄／姉ともいえる社会論。
「社会論抜きに教育は語れない」と言えるほど密接な関係にあります。
シュタイナーが目指したのは、誰もが自分らしく、自由に生きられる社会です。
「自由って、わがままとは違うの？」「なんでも多数決で決めていい？」
・・・そんな疑問にも答えます！

講師 寺石 悦章（琉球大学人文社会学部教授 博士）
埼玉県出身 筑波大学大学院博士課程 哲学・思想研究科終了。
著書『人間観と教育』『人間と世界の探究』など

②講座Ⅱ 意志の力を育む 手のはたらき ～粘土造形の体験～
講座Ⅱで取り上げるテーマは、「手のはたらき」です。
一人の子どもがこの世界で独り立ちできるようになるために必要な力の多くは、手から
生まれます。「手のはたらき」というと手仕事を思い浮かべますが、シュタイナー教育
では、すべての教科で手のはたらきが大切にされています。今回は、その中から粘土を
使った造形の授業を体験していただきます。

講師 長井 麻美（横浜シュタイナー学園 教師）
横浜シュタイナー学園創立に携わり、担任として１期生、６期生
の卒業を見届けた後、現在 16 期生を受け持っている。

日時：2024年8月3日（土）
　講座Ⅰ： 9：30～12：15（受付 9：15～）申込み受付中
　講座Ⅱ：14：15～16：30（受付 14：00～）→定員に達したため申込みを〆め切りました。

場所：沖縄県総合福祉センター403 号室
　　　（那覇市首里石嶺 4-373-1）

参加費：
　一般）午前、午後のみ 4,000 円 / 一日参加 7,000 円
　会員）午前、午後のみ 3,500 円 / 一日参加 6,000 円
　学割）午前、午後のみ 2,000 円 / 一日参加 3,000 円


※尚、参加者様のご都合でキャンセルされた場合のご返金はできません。
天候、社会情勢等 不測の事態によって開催が困難な場合は返金させていただく場合が
ございます。その際は、手数料を差し引いた金額をお振り込み致します。

定員： 午前 45名、午後 30名

お問合せ：Eメール　　seminar@genki-ed.okinawa （担当：渡慶次）
※件名に「サマーセミナー2024」と入れてお問い合わせください。

シュタイナー教育サマーセミナー2024
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